ハーモニアス

Column
ヨガコラム

ヨガは朝がおすすめ、その理由は?どんな効果やメリットがある?

Category ヨガ全般

朝ヨガをおすすめする理由は、なんといっても目覚めの良さエネルギーチャージできること。

幸せホルモンであるセロトニンの分泌や、デトックスにも効果的。

朝におすすめのポーズをまとめました。

目覚めがよくなる

一晩眠っていた体は硬くなっています。

腰や背骨をほぐすポーズを行うと血流がよくなり、睡眠時に優勢だった副交感神経から活動する為の交感神経へとスムーズに切り替わり、気分もスッキリ!

朝が苦手で、起きた時にだるさを感じたり、気持ちが乗らない人にこそおすすめ。

集中力も上がるので、新たな1日を始めるスイッチが入ります。

また、身体と心をほぐしてスタートすることができるので、前向きさや集中力は上がっても、無駄な力みは手放せるのも大きなメリット。

やる気が出ない人も、頑張り過ぎの人にもぜひ取り入れて欲しい習慣です。

エネルギーチャージ

ヨガは身体の内側からエネルギーを生み出すことができます。

ヨガを始めて徐々に習熟していくと、わかるようになるこの感覚。

食べてないのにお腹も満たされ、頭も冴えてきます。

もちろんフィジカルに筋力がアップし、代謝が上がるということもありますが、

それだけではなく、自分の中から眠っていた活力や能力、美徳が呼び覚まされるような感覚があります。(※個人の意見です。)

人は日々生きていく中で、自分のものではない意見やストレスを知らず知らずに纏ってしまうもの。

朝ヨガ(に限りませんが、特に◎)はそういった諸々を削ぎ落とすように思います。

ぐっすり眠り、朝ヨガをすることで、自分の真ん中に戻り、活力を引き出し、新たな1日をスタートすることができると感じます。

余計なものから解放された自分は、思うよりずっとエネルギーに満ちています。

幸せホルモン〈セロトニン〉  

セロトニンとは、幸せホルモンとも呼ばれる脳内ホルモンで、「ドーパミン(快感を増幅させる)」「ノルアドレナリン(神経を興奮させる)」と共に、人間の感情や精神、睡眠などの重要な機能に深く関係する三大神経伝達物質の1つです。

セロトニンがきちんと分泌されていると、自律神経のバランスが整い、心や精神が安定します。

気分の浮き沈みが少なくなりますし、ストレスやイライラも軽減されます。

セロトニンには日光浴が欠かせませんが、起床後30分くらいまでが特に良いそうです。

そして継続して日に15分〜30分くらい日光を浴びることが重要なので、気持ちよく習慣化しやすい朝ヨガはピッタリですね。

またセロトニン分泌を促すには、リズム運動も効果的とされます。

ヨガは呼吸と共にのびやかに動くので、リズム運動に該当し、太陽光を浴びながら行うととても効果的なのです。

体温やホルモン分泌などを調整している体内時計は、25時間周期で動いています。

しかし地球の1日の周期は24時間。

このズレを調整するのが日光を浴びること。

毎朝、日光を浴びると、睡眠・覚醒のリズムが整い、質のよい眠りを得られるようになります。

日中はセロトニン、夜はメラトニン。

メラトニンは夜になると分泌量が増えますが、それには日中に太陽光を浴びてセロトニンをつくっておくのがよいとされています。

健康的なサイクルを作るのにも、朝ヨガは大変効果的ですね。

デトックス効果

朝は「排出の時間」だという説があります。

その為午前中は食べない、もしくはスムージーやフルーツ等軽いもののみを摂取するという方もいますね。

私自身も朝はあまり食べたい感じにはならないので、軽く済ませることが多いです。

ヨガの流派によっては、胃にものが入っていない状態でするのが好ましいとされる場合もあり、朝食前にすることもあります。

食べないでそんなにたくさん動いて大丈夫?と思われる方もいらっしゃるかもしれません。

確かに慣れるまではフラつくこともあると思いますが、前述のように、ヨガをすることで内側からエネルギーを生むので、逆にお腹が満たされるような感覚があります。

呼吸が内臓へのマッサージの役割を果たし、さらにポーズによっては身体を捻ったりもするので、排泄の時間といわれている朝に、内臓を刺激したりマッサージするポーズを行うことで、効果的に体内の老廃物の排出を促し、デトックス効果も期待出来るという訳です。

それがひいては、健やかに循環する身体をつくり、人によってはダイエット効果にも繋がっていきます。

ヨガの前後に食事をせず、1〜2時間は空けるといいです。

(※朝食の是非については諸説ありますし、人によっても違います。朝食抜きをおすすめするものではありません。)

朝におすすめのポーズ

太陽礼拝

呼吸と共にダイナミックに動く全身運動なので、時間のない人はこれだけでも◎

満遍なく身体をほぐし、活力が出ます。

はじめは身体の様子を探りつつ、徐々に大きく動き、3〜5回繰り返すといいでしょう。

キャット&カウ

背骨周りをほぐすのに効果的。

呼吸と動きを連動させる感覚を掴むのにも適しています。

ヨガマット上でなくても、起き抜けにベッドの上でやるのもいいと思います。

チャイルドポーズ

こちらもベッドの上がおすすめ。

起き上がる前に腰を伸ばしてケアすることができます。

寝起きの腰が辛い人(←私)は、習慣化するとかなり楽になりますよ。

ガス抜きのポーズ

仰向け版チャイルドポーズのようなもの。

こちらはさらに朝の排出を助けてくれます。

ポーズのままゴロゴロ揺れると、ほどよく背中や腰のマッサージにもなります。

気持ちいいですよ。

仰向けの捻りのポーズ

こちらは腰のケアと、内臓への刺激により体内に溜まった老廃物の排出を促します。

背骨周りにも刺激が加わり、ほぐすことができます。

戦士のポーズⅡ

戦士のポーズをヴィンヤサで行うのもいいですが、中でも特におすすめなのはⅡです。

腰を落とししっかりと足を踏み込み、広げた指先遠くに視線を送ると、勇ましい気持ちが湧いてきます。

個人的にとてもおすすめ。

勝負事、決めたい日にはもってこいです。

まとめ

このように朝ヨガにはメリットがいっぱい。

朝はヨガを行うにはゴールデンタイムといえるでしょう。

寝起きのまだ目覚めきっていない体は硬くなっていますから、自分の身体の感覚をよく感じながら無理をせずに進めることが大切です。

日によって身体の状態が違うこともわかりますし、身体や脳が目覚めていくのを味わうことも、内側の感覚を磨いていくことに繋がります。

このコラムのコラムニスト

naoko

Trial Lesson
まずは体験から。
お気軽にお申し込みください。

体験レッスン予約

ページの先頭に戻る